米アマゾン・ドット・コムの販売事業者は同社と愛憎半ばする関係にあるかもしれないが、株主は今のところ両者を愛している。アマゾンは4-6月期(第2四半期)決算の不振が見込まれていたが、販売事業者の好調な売上高に救われた。28日午後に発表された第2四半期決算は、第三者販売事業者サービス部門の売上高が前年同期比9%増の274億ドルとなった。これはアナリスト予想を6%上回り、アマゾンの小売事業の大半を含むオンライン店舗部門の不調を補った。オンライン店舗部門の売上高は約509億ドルと3四半期連続で減収となり、アナリスト予想を2%下回った。