著名投資家ダニエル・ローブ氏率いる米ヘッジファンドのサード・ポイントは、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーの株式を取得したことを明らかにした。ディズニーに対しては、傘下のスポーツ専門チャンネル「ESPN」のスピンオフ(分離・独立)などを求めている。取締役会の刷新のほか、米ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャストの動画配信サービスHulu(フールー)を巡りディズニー未保有分の株式買い取りも促した。サード・ポイントは今年、保有するディズニー株を売却してポジションを清算していたが、ローブ氏は15日の発表で「相当数の株式」を新たに取得したことを明らかにした。ディズニーのボブ・チャペック最高経営責任者(CEO)への書簡で、サード・ポイントが事業改革に関与することを要請した。
サード・ポイント、ディズニー株取得 ESPNスピンオフなど求める
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