私は5月の世界経済フォーラム(の年次総会)で、戦争終結後のウクライナ経済を大きく飛躍させる考えだと述べた。ウクライナが第2次世界大戦後の欧州で最大の成長機会になるような、投資に有利な環境を私の政権が作ることを約束した。「アドバンテージ・ウクライナ」の導入により、私はその約束を果たそうとしている。ウクライナの未来に投資する利点を見いだし、この国がもたらす計り知れない成長の可能性を理解するような、野心を持った外国の投資家や企業を私は招致したい。すでに官民パートナーシップから民営化・民間ベンチャーに至るまで4000億ドル(約56兆円)を超える潜在的な投資の選択肢が明らかになっている。米国国際開発庁の支援の下、われわれはウクライナの経済省が指名した投資銀行家や研究者からなるプロジェクトチームを結成した。今後このチームが投資に関心のある企業と協力していく。