画像共有・メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップのエバン・シュピーゲル最高経営責任者(CEO)は7日、難しい転換期に備えていると述べた。デジタル広告支出が圧迫される中、同社は事業運営を見直し、再び売上高の伸びを加速させようとしている。シュピーゲル氏はカリフォルニア州ビバリーヒルズでのイベントで、「われわれは実行することに集中しなければならない。これは難しいだろう」と語った。同社の株価がここ1年で約85%下落した原因となった当面の複数の課題をよそに、同氏は自らが共同で創業した事業の将来を引き続き楽観視している。「当社はまだ最大の可能性に達しておらず、到達には程遠いと私は確信している」と述べた。