フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、「レスポンシブル・イノベーション(責任ある変革)」と呼ぶ社内チームを解散した。同チームは自社のサービスなどが引き起こしうるマイナス面への懸念に対処する上で、重要な役割を果たすと期待されていた。このチームはエンジニアや倫理学者など20人以上で構成。他の社内チームや外部のプライバシー専門家、学者、ユーザーらと連携し、新サービスや主力サービスのフェイスブックやインスタグラムの変更を巡る潜在的な懸念を洗い出し、対処することを目的としていた。メタの広報担当者、エリック・ポーターフィールド氏は、「責任ある変革」チームが定めた目標を同社は今後も追求し続けると述べた。チームの元メンバーの大半は社内の別の場所で同様の仕事を続けるものの、新たな仕事があると保証されているわけではないという。
メタ、社内チーム「責任ある変革」を解散
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