大学の寮の部屋――軽量ブロックの壁の部屋にどこにでもあるような家具が備え付けられている――は実用的にできている。今どきの新入生にそんなことを言ってもしょうがない。全米の大学で、学生が競い合って寮の部屋を大変身させている。金銭的に余裕がある家族の中には、数百ドル以上をかけて装飾したり、デザイナーを雇ったりする人もいる。一方で、お金をかけずに時間をかけて自分で飾りつける学生もいる。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」ではこうした自室改造プロジェクトを撮影した動画の再生回数が数百万回に上っている。自由に装飾を施したこうした部屋の多くは親子の合作だ。新型コロナウイルスの感染拡大の懸念から、多くの学生が寮に入る際に誰かに手伝いを頼むことが許されなかった昨年とは対照的だ。
大学寮の部屋改装に100万円 いまどきの米学生
快適さとTikTokでの称賛を求め飾り付けに凝る
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