古来、龍神の力を借りた多くの先人たちが願望を成就させ、成功を手にしてきました。
だが、数ある神の中で、なぜ龍神だったのか。その理由は、龍神の持つ神としての特性にあります。
幼少期より龍をはじめとする見えない世界の存在たちの声を聞くことができ、延べ1万社以上の神社を参拝してきたスペシャリストが、龍神の力を借りて運を上げ、どんな望みも実現する方法を紹介した『龍神とつながる強運人生』より一部を抜粋、再構成して紹介します。(初出:2022年2月16日)

人生に差を生む「世界観」を作り変える

【強運な人は知っている】縁起をかついでも、神社にお参りしても、自分磨きを頑張ってもうまくいかない時に変えるべき、残念すぎる思い込みとは【書籍オンライン編集部セレクション】 大杉日香理(おおすぎ・ひかり)
著書累計発行部数30万部を超えるベストセラー作家
事業開始10年間で参拝した神社は、延べ1万社。経営者に向けて、歴史を基盤とした教養セミナーとして神社の捉え方を切り口とした神旅®(かみたび)をマンツーマンで行なっている。政治家に向けても、選挙事務所の神棚の設え方セミナーを衆議院会館にて開催。行政向けの講演活動、作家としても活動しながら、神社を入り口とした地域おこしにも力を入れ、神田明神との共同事業も開催している。

実際には、さまざまなメソッドや験(げん)かつぎなどを行っても、自分を変えられる人と、そうでない人に分かれます。

その違いは何でしょう。

答えは、「世界観」の違いです。

世界観とは文字通り、「自分の住む世界をどう捉えているか」ということです。

この世界観が、私たちの人生に大きな影響を与えます。

たとえば、ある人が「世界は敵だ」「人は信頼できない」「世間は自分を正当に評価しない」と思っていたら、どうでしょう。その世界観が、その人のすべての行動に作用します。

そんな世界観をもつ人は、常に緊張し、興奮した状況の時に出るアドレナリンが出まくりの状態です。どんな時もファイティングポーズでいなければなりません。

そうすると、もちろん疲れますし、エネルギーも浪費します。考え方がかたくなになり、物事に対して常に否定的になるので、周りの人からも敬遠されます。それによって、ますます「世界は敵だ」と思い込む悪循環に陥るのです。

しかし、「世界は安心できる安全な場所だ」と思っていたら、状況はまったく変わります。

いつもリラックスしているので、柔軟な思考ができ、生活全般がイキイキとしてきます。当然、クリエイティビティが高まり、さまざまなアイディアやひらめきに恵まれ、人も集まってきます。

実は、私たちの世界の捉え方は、次のような3つの層で成り立っています。

ベースになるのが今、お話しした「世界観」です。その上に「社会観」「人生観」があります。

世界観…世界をどのように捉えているか
自分が知らない地域や会ったことのない人たちも含まれる。

・社会観…自分の属する社会をどのように捉えているか
自分が住んでいる場所や関わりのある人、組織などが含まれる。

・人生観…自分の人生をどのように捉えているか
人生に対する価値観。過去や未来に対する認識。自分自身に対する認識・自己像。