ベス・ルーチーズさん(42)とライアン・ヌーズさん(43)は今年8月、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバンクーバー島の流木で作ったアーチの下で、結婚の誓いを交わした。「まさか自分が結婚するとは思わなかった」と話すベスさん。彼女は「スピンスター(独身女性)」を自称する少人数の友人グループの一員だった。ライアンさんは、ベスさんに出会うまで結婚を重要だと思ったことはなかったと語る。40代や50代で初めて結婚する米国人が増えていることが、調査で明らかになった。6月に公表された調査結果によると、中年での初婚率は1990年から2019年の間に女性で74%、男性で45%上昇した。また初婚のうち約1割を40~59歳が占めていたという。
米で40~50代の初婚増加、背景に何が
中年で結婚する人の多くは、教育やキャリアを優先したり、過去の恋愛関係に幻滅したりしたため、若い頃は結婚に興味を持てなかったと話す
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