英住宅市場、迫るローン金利急騰の衝撃 価格急落かPhoto:Mark Kerrison/gettyimages

【ロンドン】エコノミストによると、英国では今後数カ月で住宅所有者のローン返済額が跳ね上がるとみられ、2008年の金融危機以来最大の衝撃が住宅市場に走りそうだ。

 英国は住宅ローン金利の上昇による影響を受けやすい。米国では期間30年の固定金利が主流で、通常は政府系住宅金融機関(GSE)の保証対象になるのに対し、英国では大半の住宅ローン金利が2年もしくは5年毎に更改されるためだ。