わずか約2週間で7回
弾道ミサイルを発射
北朝鮮は、9月25日に続き、28日、29日、10月1日、4日、6日、9日と2週間余りの間に、7回弾道ミサイルを発射した。
わけても注目すべきは4日に中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射したことだ。これは日本の上空を通過、最高高度1000kmで4600kmの距離を飛行し、日本にJアラートを発出させ、太平洋上の日本のEEZ外に落下した。北朝鮮のミサイルとして最長の距離を飛び、米国のグアムを射程に入れた。
また、9日に発射したミサイルは、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や「超大型放射砲」などさまざまな可能性があり、詳細は分析中である。
今後、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を通常軌道で初めて発射する可能性も出ている。