米国では休暇シーズンが近づき、物価上昇でフルタイムの労働者が金銭的に苦しくなる中、収入を補うために副業をする人が増えている。米労働省が発表した10月の雇用統計によると、フルタイムの仕事に加えてパートタイムの仕事をしている米国人の数は、前年同月比6%増の450万人に達した。失業率は3.7%と雇用市場は依然として底堅いが、冷え込みの兆しが一段と表れている。インフレ率が賃金の伸びを上回る状態は続いており、フルタイム労働者の中には、社会人になって初めて副業に就くことを検討する人もいる。
米国で副業に就く人が増加 物価高騰受け
若い世代はパートタイムの仕事への関心が高いことが調査で明らかに
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