フェイスブックなどを運営する米メタは9日午前に従業員のレイオフを始めると、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が8日、数百人の幹部に伝えた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、メタの人員削減は数千人に及ぶとみられ、ハイテク業界の人員削減としては今年これまでの最大規模になりそうだと報じていた。ザッカーバーグ氏は8日の会議で気落ちした様子で、同社のつまずきは自身の責任であり、成長について楽観視し過ぎたことが人員過剰につながったと述べた。会議の状況を知る複数の関係者が明らかにした。また関係筋によると、メタの人材担当責任者ロリ・ゴーラー氏は、仕事を失う従業員に少なくとも4カ月分の給与を離職手当として支払うと話したという。