米ネットフリックスは自社のプラットフォームでスポーツのライブ配信をするアイデアを温めている。ただし、膨大な資金を投じなくても可能な場合に限るという。この検討に詳しい関係者が明らかにした。関係者の1人によると、同社は最近、プロテニス選手協会(ATP)が統括するツアー大会をフランスや英国など一部の欧州諸国でストリーミング配信する権利の入札に参加したが、手を引いた。女子テニス協会(WTA)の試合や自転車競技の英国での権利獲得などを目指して入札することも議論したという。さらに、高騰するスポーツの権利入札を回避する取り組みとして、ネットフリックス幹部は、注目度の低い競技連盟を買い取ることについて話し合っているという。