フロリダ州知事のロン・デサンティス氏は再選を果たすと予想されていたが、8日の大ニュースはその勝利の大きさであった。民主党候補のチャーリー・クリスト氏を20ポイント近く引き離したことは、かつての激戦州における政治的変化の大きさを示しており、ホワイトハウスを目指すキャンペーンが始まるかもしれない。デサンティス氏は州内のほぼ全域で勝利を収めたが、特に民主党の牙城では顕著だった。ヒスパニック系住民の多いマイアミ・デイド郡では2桁の大差をつけて勝利した。同郡はジョー・バイデン氏が大統領選で8万5000票を獲得しており、2002年のジェブ・ブッシュ知事の再選以降、共和党候補が制したことはなかった。デサンティス氏は、オーランドの南にありプエルトリコ人が多く住むオセオラ郡でも勝利した。民主党寄りのパームビーチ郡も制した。
【社説】フロリダ州知事再選の「津波」
大統領選への号砲か
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