中国当局は米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーに対し、映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が全世界同時公開が予定される12月16日に中国でも公開されることを通知した。この件に詳しい複数の関係者が明かした。ディズニーと映画館運営チェーン各社の幹部は、2009年のSF超大作「アバター」の続編となるジェームズ・キャメロン監督の最新作について、中国の検閲当局の決定が下るのを注視していた。ディズニー傘下の20世紀スタジオが配給元となる。ディズニーで最も高収益の映画制作部門マーベル・スタジオが過去10年間に製作したスーパーヒーロー物の直近7作品は、重要市場である中国で公開日の通知を受け取れず、世界興行収入の打撃となっていた。