SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超え、代表作の『1%の努力』は45万部を超えるなど、現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。彼の最新刊『99%はバイアス』では、「ブレイクの秘訣」を明かし、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語った。
この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)
勉強ができますか?
あなたは、勉強ができる人でしょうか。
生まれつきの能力でも差が生まれるのですが、ちょっとした違いでも「勉強ができる人かどうか」はわかります。
それについて、説明しましょう。
勉強ができる順番
勉強ができる人は、幼い頃に成功体験を持つことができています。
「あ、わかる」という瞬間が訪れるからです。
そのためには、最初は「細かいことを横に置いておく」ということが重要です。
子どもは、どんな原理で動いているのかを学ぶ前に、おもちゃを壊して中身を見たりします。
言葉を覚えるときも、文法的に正しいかどうかは置いておいて、「言えば伝わる」ということを経験します。
この順番が大事なんですよね。
完璧主義は、よくない
一方で、勉強ができない人は、細かいことを気にしすぎます。
どういう仕組みで動くのかを学んでから、プログラミング言語を書き始めます。
単語のスペルを一字一句記憶してから、外国語を話そうとします。
こういう完璧主義の人は、残念ながら、勉強ができません。
ゲームでいうと、最初の村のまわりでグルグル回っていて、ぜんぜん新しいエリアに踏み込まないようなものです。
ちょっとの冒険でOK
この習慣から抜け出すためには、ちょっとした不安を感じても、「言ってみる」「行ってみる」「使ってみる」ということをやるだけです。
本を読むときも、理解できない部分があっても、諦めずに読み続けるだけです。
日常のクセでどうにかなることです。
勉強のときに感じる「これを確かめないといけない」という完璧主義を、捨ててしまうようになりましょう。