「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!

税負担を避ける方法Photo: Adobe Stock

私たちの財産を奪う元凶は「戦争」

 2022年の「今年の漢字」は「戦」になりました。一番の要因はウクライナ戦争とのことですが、台湾や尖閣諸島周辺の緊張感の高まり、北朝鮮によるミサイル発射など、日本を取り巻く国際情勢は最悪です。

 これを受けて政府は、防衛費を倍増する計画を発表。税金というかたちで、私たち国民にしわ寄せがきました。戦争は人の命を奪うだけでなく、税金で私たちの財産までも奪い取るということです。

国民負担率は約6割

 では、私たちには何も為すすべがないのか? というと、1つだけ対抗策があります。それが節税です。世間でお金持ちといわれる人たちが資産形成できた最大の原動力は節税です。お金持ちだから節税するのではありません。節税したからこそお金持ちになれたのです。そこで、私たち一般庶民も、それを真似すればよいのです。

 財務省によると、日本人の実質的な国民負担率(税金+社会保険料)は、過去3年平均で約6割とのこと。その大半をサラリーマンが負担しています。なぜならサラリーマンは節税しにくいからです。

 このように虐げられてきたサラリーマンですが、プライベートカンパニーを使って本業以外に2つ目の稼ぎ口を作れば、誰でも節税できるようになります(稼ぎ口二刀流)。そうすれば、お金が貯まるだけでなく、稼いだお金を戦争に流用されることを若干なりとも回避できるのです。安心・安全な社会実現のためにも、まずはあなたご自身が、稼ぎ口二刀流を使って節税を始めてみてはいかがでしょうか。

**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。