どちらが良い・悪いということではありません。
 大切なのは、何が自分に合うかということです。

「まだ頑張れる」と「無理」の境界線が分からないとおっしゃる方は多いのですが、自分の傾向を知っておくことで「もう限界!」の前に休むことができるようになりますよ。

回復のサインは?

 例えば、人と会うことで元気を回復できる人がいます。
 一方で、ひとりの時間を持つことで元気を回復できる人もいます。

 誰かに会うことで元気になれる人が「今は誰とも話したくない……」と思うなら、「もう限界!」のサイン。好きなことができないほど、疲れているということです。
「自分はどうしちゃったんだろう……」「早く前の自分に戻りたい」と焦ってしまうかもしれませんが、とことん休めばまた誰かに会いたくなるから大丈夫。会いたい! と思えるまで、休んでみましょう。
「あー誰かに会いたい! 話したい!」と思えた時が、心と体が回復したサインです。

 そもそも誰かに会うのがストレスで、ひとりで過ごすほうが好きな人は「人と会うのは最小限」にしていきましょう。
 どうしても会わなきゃいけない時には、「誰かに会う+休む(ひとりの時間をつくる)」をセットにするといいですよ。

「ひとりが好き」は健全です

「ひとりが好きな自分は暗いのでは」「おかしいのでは……」と悩まれる方もいますが、大勢で楽しめるのは良くて、ひとりが好きなのは悪いなんてことはありません。
 周囲に言えないだけで、「ひとりが好き」な人は案外多いですから。あなただけではないので安心してくださいね。

 こんな自分を変えなきゃいけない、なんて思わなくて大丈夫。
 誰かに指摘されて変える必要は、もっとないのですよ。