意外と知らないニューヨークの歴史・特徴、先住民から土地を買った時の驚きの値段とは

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「アメリカ・ニューヨーク」です。アメリカ最大の都市、ニューヨーク。地名を耳にしたことがあっても、具体的にアメリカのどこにあるのか、何が有名なのか、知らない方も多いかもしれません。そこで、今さら聞けない「ニューヨークってどんな街?」について、ニューヨーク市在住の日本人がわかりやすくご説明します。(文/青山沙羅 写真/Hideyuki Tatebayashi *Do not use images without permission. 監修/地球の歩き方)

ニューヨークって、どこにある?

意外と知らないニューヨークの歴史・特徴、先住民から土地を買った時の驚きの値段とは画像素材:PIXTA ニューヨーク州の場所

 ニューヨークというと、観光スポットのタイムズスクエアやブロードウェイ、エンパイア・ステート・ビルなどをイメージする方が多いでしょう。これらは、ニューヨーク州ニューヨーク市の5つの行政区のうちのひとつ、マンハッタン区の中にあります。

 そのニューヨーク州はどこにあるかというと、上の画像の赤い州で、アメリカの東海岸に位置しています。北はカナダ、東はニューハンプシャー州とマサチューセッツ州、バーモント州など、南はペンシルバニア州やニュージャージー州に隣接しています。

 ニューヨーク市にはジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)があります。日本の成田空港または羽田空港からは直行便が出ており、約13時間で着くことができます。

 こちらの記事では、ニューヨーク=ニューヨーク市として説明していきます。