米新興ニュースメディアのバズフィードは、提供コンテンツの個別化などに向け、チャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」の開発元である米オープンAIの技術を活用していく方針だ。ジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)が26日午前に社員に送付したメモをウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。年内に編集や業務で人工知能(AI)の活用を拡大していく方針を示し、クイズ作成での利用も例に挙げた。ペレッティ氏は、AIが製作工程やコンテンツ改良を担う一方、人間の役割はアイデアを生み出すことになっていくとの考えを示した。15年後にはAIとデータが既存のコンテンツを集めてまとめるだけでなく、「コンテンツそのものの創作、個別化、動画化」を支えるようになるとの構想を描く。
米バズフィード、コンテンツ作成でオープンAIの技術活用へ
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