【パリ】米アルファベット傘下のグーグルは8日、当地でのイベントで、人工知能(AI)を活用した新たな検索・地図機能を提供すると発表した。  前日にはマイクロソフトがチャットボット(自動応答システム)「チャットGPT」に使われている技術を検索エンジン「Bing(ビング)」に搭載すると表明していた。このところ多様なコンテンツを生成できるAIを利用したツールの商品化を急ぐ動きが企業の間で出ている。  グーグルはこの日、AIを検索に応用し、「どの星座が最も見応えがあるか」など唯一の正解のない複雑なクエリーに長いテキストで応じられるようにする計画を示した。