英国はウクライナに戦闘機を供与することを検討している。政府の報道官が8日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の訪英に合わせ発表した。報道官によると、リシ・スナク英首相は国防相に対し、どの戦闘機を供与することができるかを調べるよう指示した。最終的な決定はなされておらず、英国はまず戦闘機の操縦について、ウクライナのパイロットを訓練する必要があるという。訓練の開始は春になり、完了のめどが立つまでには時間を要するとの認識も示した。戦闘機供与の検討は、ゼレンスキー氏のロンドン訪問中に発表された。ウクライナでロシアの攻勢が強まる中、同氏は西側諸国に戦闘機の供与を訴えてきた。西側諸国の間では、新たな兵器を供与すべきかどうかを巡り温度差が生じている。英国はウクライナへの軍事支援では特に積極的な姿勢を示してきた。
英、ウクライナへの戦闘機供与を検討
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