インドで暴力事件を起こしてきたヒンズー教過激派組織によるフェイスブックのフォーラムで、複数のユーザーが拳銃、ライフル、散弾銃、銃弾を販売していたことが分かった。インドの宗教的少数派に対する攻撃を監視する団体の創設者、ラキブ・ハミード・ナイク氏によると、確認できた銃器販売の投稿は8件で、一部は昨年4月から表示されていた。プラットフォーム上での個人による銃器・弾薬の売買を禁じる同社のポリシーに違反しているとして、ナイク氏は1月下旬にフェイスブックを傘下に抱える米メタ・プラットフォームズに報告を開始した。ナイク氏に対するフェイスブックの回答をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したところ、同社はこれらの投稿は利用規約に違反していないとして、削除することを拒否。だが、WSJが同社に改めて問い合わせると、利用規約に抵触するとの理由で7日に投稿を削除した。