米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは7000人規模の人員削減を行い、55億ドル(約7230億円)のコストを削減する。最高経営責任者(CEO)に再度就任したロバート・アイガー氏が主導する大規模再編の一環。アイガー氏は人員削減を明らかにする前、「大幅な変革に着手する」と決算発表で発言していた。変革を通じ創造性を軸に企業を再構築し、経費を削減して配信事業の利益につなげると述べた。ディズニーは8日に22年10-12月期(第1四半期)決算を発表。売上高と純利益は市場予想を上回り、動画配信事業の赤字が市場予想よりも小幅となった一方、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の契約者数は減少した。