ホワイトハウスは10日、米軍の戦闘機がアラスカ上空を飛行していた物体を撃ち落としたと発表した。物体の所有者については明らかにしていないが、政権関係者はそれほど高性能ではなく、無人だったようだと述べている。米国は今後、アラスカ沖に落ちた残骸の回収にあたる。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は記者団に対し、物体は高度4万フィートを飛行しており、「市民の安全に対する合理的な脅威」になっていたとの認識を示した。カービー氏によると、米国は9日夜に物体の存在を確認。中国には連絡しなかった。バイデン氏は9日夜に物体について報告を受け、10日朝に撃墜の指示を出した。米軍は9日と10日午前の2度にわたり、物体を調べるため戦闘機を飛ばし、10日午後に入って撃墜した。
米軍がアラスカ上空で飛行物体を撃墜、バイデン氏指示
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