今週に迫ったバレンタイン。職場でも浸透している行事だけに、何となく気分が浮ついてしまう日だ。バレンタインのプレゼントとセットで語られることの多いのが「お返し」。この「お返し」に頭を悩ます男性も少なくないが、ある調査では、実は女性の7割以上は義理チョコのお返しを期待していないことが分かった。
調査を行ったのはライフメディア(世田谷区)。調査は同社が運営するサイト内で、20歳から59歳までの女性1000人に実施(20代~50代まで各年代250人ずつ)。調査期間は1月18日~1月30日。
「お返しに期待しない」
義理で7割、本命でも6割に
調査では、義理チョコを上げると回答した354人に、「お返しのホワイトデーに期待しますか?」と質問。「期待する」と答えたのはわずか26.6%だった。一時期は「お返しは3倍返し」などとも言われたが、お返しがもらえることをはじめから期待している人は少数派なのかもしれない。
「あなたにとってバレンタインデーはどのようなものですか?」と聞いた質問(複数回答)では、「配偶者や彼に愛や感謝を伝える日」(39.8%)、「お世話になっている人に感謝を伝える日」(23.7%)、「コミュニケーションを深める機会」(19.3%)といった回答が、「意中の人に告白の機会」(3.7%)、「面倒な行事」(16.5%)、「自分には関わりのない行事」(18.0%)と答えた人より多かった。
成人女性の多くの人が肯定的にバレンタインを捉えているとともに、バレンタインを通じて「感謝」や「コミュニケーション」を大切にしたいと思っていることがわかる。お返しはもらえればうれしいが、二の次という意識があるのかもしれない。