ジョー・バイデン米大統領(80)が2024年の次期大統領選で再選を目指す準備を進める中、民主党幹部も次第に同氏の出馬に乗り気になっている。だが民主党を支持する有権者の多くはその考えに賛同していない。民主党支持者の念頭にあるのは、バイデン氏の年齢と能力に対する懸念だ。同氏が大統領就任後の2年間、良い仕事をしたとみなす人々でさえそうだ。最近の世論調査や、2020年の大統領選でバイデン氏に投票した全米各地の有権者二十数人へのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューから浮き彫りになった。「彼は年を取り過ぎている」。テキサス州フラットニア在住で2020年はバイデン氏に投票した民主党支持者のケリー・スペンサーさん(35)はそう話す。「私がやや年齢差別的なのかもしれないが、それにしても高齢すぎると思う。認知機能の低下が心配だし、脳卒中のようなものが起きないかも不安だ」
バイデン氏再選出馬、民主党有権者はまだ懐疑的
実績は評価するものの80歳という年齢が大きな壁に
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