すべてのガソリン車を電気自動車(EV)に置き換えるだけでは、世界の気温が過度に上昇するのを防ぐのに十分ではない。だから人々は自動車を手放さなければならない。これは、カリフォルニア大学デービス校と「気候とコミュニティー・プロジェクト」と呼ばれる「学者と政策専門家のネットワーク」がまとめた新しい報告書の驚くべき結論だ。この報告書は、温室効果ガス排出量を正味ゼロにするという左派勢力が推進する目標達成のために、個人や環境、経済が膨大な犠牲を強いられることを率直に指摘している。進歩派が隠しているきまりの悪い事実は、誰もが現在よりはるかに少ないものでやりくりしなければならないというものだ。自動車の数を減らし、もっと小さな家と庭を選び、生活水準を著しく下げる必要がある。