米石油大手シェブロンの取締役会は、マイク・ワース最高経営責任者(CEO、62)に定年を適用せず、より長期間の在任を認める可能性がある。複数の関係者が明らかにした。  ワース氏は2025年終盤にシェブロンの定年の65歳になる。だが関係者によると、一部の取締役は、同氏の後任に就く準備のできている候補が社内におらず、退職を延期すれば後継者を育成する時間ができるとしている。取締役会では、好実績を上げた幹部を押し出す理由もないとの声も出ている。