米フェイスブックを傘下に擁するメタ・プラットフォームズは先ごろ終了した人事考課で多くの従業員に厳しい評価をつけた。追加の人員削減があることをうかがわせる動きだ。複数の関係者が明らかにした。  同社はボーナス(賞与)支払額の目標も引き下げた。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は2023年を「効率の年」と位置付けており、幹部らが対応を進めている。  関係者によると、メタ経営陣は、こうした業績評価によって今後さらに多くの従業員が退職するとみている。十分な数の退職者が出なければ、追加の人員削減を検討する意向だ。