米国防当局者らは22日、アラスカ州、カナダのユーコン準州、そしてヒューロン湖の上空で撃墜した三つの飛行物体について、そのコストが少なくとも150万ドル(約2億0200万円)に達していたと明らかにした。これら費用は飛行体の撃墜に使用された4発の「AIM-9X サイドワインダー」ミサイルのコストで、海軍などが残骸を捜索するための数十万ドルのコストは含まれない。米政府は17日にこれら三つの飛行物体の残骸捜索を打ち切ったと発表している。事情に詳しい関係者らによれば、米連邦捜査局(FBI)は今回の飛行物体が誰のものだったかを判断するため、趣味で気球を扱っているグループの関係者などに聞き取りを実施。だが今のところ正式な調査結果はまとめられていないという。
米が撃墜した3つの飛行物体、ミサイル費用は150万ドル以上
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