米航空機大手ボーイングが書類不備を理由に、中型旅客機「787ドリームライナー」の納入を停止した。連邦航空局(FAA)や業界関係者らが明らかにした。  航空データサービス会社アセンド・バイ・シリウムによれば、ボーイングは生産ラインや納入待ち状態となっている数十機のドリームライナーの納入を1月26日から行っていない。同社は先週、新たな機体の組み立てを一時的に停止しているとも明らかにしていた。  組み立ての一時停止は解除されたものの、業界関係者らによれば書類上の問題がここ1週間で明らかになったことから、これが解決するまでは納入が停止している。