開戦から1年の節目を迎えるウクライナ戦争は、21世紀の戦場で成功を収めるための要件について、幾つかの古い教訓の有効性を強めると同時に、幾つかの新しい教訓を示している。この戦争で導入された新しい装備品のうち、ドローン(無人機)はこれまでのどの戦争よりも多く、監視や弾薬の輸送に使用されてきた。その中には、安価な市販品を基に改造されたものもある。ドローンは戦場を高度に視覚化するのに役立ち、時には低コストの技術が高価な特注の技術を妨害できることを示した。軍事歴史家で、ワシントンにある米戦略国際問題研究所(CSIS)のストラテジスト、エリオット・コーエン氏は、今では「誰もが空軍を持つことができる」と話す。
ウクライナ侵攻1年、21世紀の戦争の教訓
「士気」の問題やロシアの目に見えない軍事的弱点など、新旧の課題が浮上
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