中国はロシア軍に対して火器やドローン(無人機)の供与を検討している。ウクライナ侵攻開始から1年を迎え、中国は停戦に向けた和平協議の開催を呼びかけているが、背後では戦争を長引かせかねない武器の提供を模索しているという。米当局者が明らかにした。ただ、まだ武器は提供されていない。とはいえ、中国が実際に供与に踏み切れば、西側諸国との間で緊張が高まり、今後数年にわたり双方の関係を方向付けることになりそうだ。また、ロシアとウクライナ両国が春に向けて大規模な攻撃に備えるなか、今後の戦況にも根本的な影響を及ぼす恐れがある。
中国、ロシアに火器・ドローン供与検討=米当局
夏に想定されるウクライナの反転攻勢の撃退を支援か
有料会員限定
あなたにおすすめ