ジョー・バイデン米大統領が2024年の大統領選に出馬する可能性について、ジル夫人はバイデン氏が2期目を目指すことを阻むものはほとんどないとの考えを示した。ジル夫人は27日放映された米CNNのインタビューで、バイデン氏が24年の再選を目指さない可能性はあるかと問われ、「私の見方では、ない」と答えた。さらに、「もちろん、私は大賛成」と述べた。インタビューはジル夫人がナミビアなどアフリカを訪問中の25日に収録された。ジル夫人は先週のAP通信とのインタビューでバイデン氏の再選出馬について、発表の時期と場所を決める以外は、やることは「ほとんど」残っていない語っている。現在80歳のバイデン氏は米史上最高齢の大統領で、2期目の終了時点では86歳になる。複数の世論調査では、年齢を理由にバイデン氏は出馬すべきでないと考えている民主党有権者が多いことが示されている。バイデン氏に近い関係者によると、3月か4月に出馬表明が行われる見通しだ。