米非営利団体の全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)は27日、若年者がオンライン上で流された自身の露骨な画像を削除したり、こうした画像の共有を防いだりすることができるツールを本格的に立ち上げた。「テイク・イット・ダウン(Take It Down)」と名付けられたこのツールは世界の若年層を対象としており、自身の露骨な画像などが特定のオンラインスペースに投稿された場合に、匿名で報告することができる。NCMECによると、成人であっても、未成年の時に撮影された画像の削除を要請することができる。NCMECによると、オンライン上のあらゆる場所から画像を削除することはできないものの、今回の取り組みに参加するプラットフォームやソーシャルメディア企業が絡む投稿削除や共有防止が可能になる。