画像共有・メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップは、同社のプラットフォーム上で利用できる新しい人工知能（AI）機能を発表した。有料会員向けにオープンAIの技術を使った試験的なチャットボット（自動応答システム）を提供する。スナップは27日、「My AI」と呼ぶこのチャットボットは、月額3.99ドルのサブスクリプション（定額課金）プラン「Snapchat+（スナップチャットプラス）」に加入しているユーザーが利用できると述べた。このチャットボットは、アプリのチャットタブでユーザーの質問に答えたり、アイデアを創出したりする手助けをするよう設計されている。昨年末に発表されたオープンAIのAI技術「ChatGPT（チャットGPT）」は、ハイテク業界で最も話題になっているトピックの一つだ。だが、この技術の導入に問題がないわけではない。この技術を使ったマイクロソフトのツールを利用した一部のユーザーからは、検索結果に間違いがあるとの声が上がった。