中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は、アプリに費やした時間を若者にもっと意識してもらうため、18歳未満のユーザー向けに新たに60分のスクリーンタイム制限を導入する。TikTokは1日、今後数週間で、若いユーザーが所有する全てのアカウントにこの新しい制限を自動的に追加すると発表した。未成年者が60分の制限を超えてアプリを利用する場合、パスコードの入力が必要になるという。TikTokの信頼・安全部門責任者コーマック・キーナン氏は声明で「スクリーンタイムの『正しい』量や、スクリーンタイム全般の影響について広く支持されている見解はないが、この制限を決めるにあたっては、現在の学術研究やボストン小児病院のデジタルウェルネス研究所の専門家に相談した」と述べた。