日本銀行の雨宮正佳副総裁の日銀総裁辞退から透ける政府の意向とは?経済評論家の山崎元さんと、経済アナリストの馬渕磨理子さんによる特別動画企画。今回は、植田和男・日銀新総裁候補の下での日銀の金融政策に迫ります。イールドカーブ・コントロール政策(YCC)の運用やETF(上場投資信託)買い入れはどうなるのか。また、日銀審議委員が抱えるETF関連の「利益相反」問題とは?

今回の動画で学べるTOPIC
・植田新体制でYCC運用見直しは?
・金融政策ではなく財政政策こそが問題
・ETF買い入れは植田新体制でどうなる?

山崎 元(やまざき・はじめ)
経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員。
1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経て現職に至る。現在は、コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務める。
馬渕磨理子(まぶち・まりこ)
日本金融経済研究所 代表理事、経済アナリスト。
滋賀県出身。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院公共政策大学院卒業、公共政策修士。2013年関西の某医療法人に入社後、資産運用トレーダー業務を始める。独力で財務・経営分析力を磨いた結果、資産を3倍にする。2015年独立系金融情報配信会社FISCOのアナリストに転身。上場企業の経営者を中心にインタビューし、個別銘柄分析や日本・韓国・米国経済等の市況分析に従事。入社当時、アナリストだった上司より「堅実な銘柄選定法」として「黒字転換2倍株」のノウハウを受け継ぐ。2017年からは日本クラウドキャピタルにも籍を置き、日本初の未上場マーケットアナリスト兼マーケティング担当として活動。雑誌・Webなど連載多数。主な著書に『5万円からでも始められる!黒字転換2倍株で勝つ投資術』(ダイヤモンド社)、『京大院卒経済アナリストが開発! 収入10倍アップ高速勉強法』(PHP研究所)など。