中国の習近平国家主席は20日、ロシアのモスクワに到着し、同国のウラジーミル・プーチン大統領と会談した。ロシア政府によると、会談では今後の二国間関係が主な議題となり、2030年までの経済協力をはじめとする複数の協定に署名する見通し。大統領府で並んで座る両氏の様子を国営テレビが伝えた。プーチン氏は、中国が最近公表したウクライナ紛争の仲裁案を読んだと習氏に伝え、ロシア政府は「交渉プロセスに対して常に開かれている」と述べた。一方、習氏は、両国には「多くの同様の目標」があり、「われわれの協力と対話によって、これらの目標は必ず達成される」と述べた。ロシア国営メディアによると、両氏はこの後昼食を共にした。ロシア政府は、両氏が非公式の会談で「両国関係における最も機微な問題」について話し合うとしている。
中ロ「協力と対話で目標達成」 モスクワ到着の習氏
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