イエール大学ロースクールのヘザー・ガーケン学部長は、そのアイデアを少数の同僚に提案した。彼女は昨年11月16日、眠れない夜と不安な朝を過ごした後に反乱を起こした。多くの大学経営者と同様に、ガーケン氏は長年にわたり、米誌USニューズ・アンド・ワールド・リポートにロースクール(法科大学院)のランキングを見直すよう求めてきた。同氏が問題視したのは、イエール大学ロースクールに対する評価ではなかった(同ロースクールは30年以上連続で首位を守ってきた)。彼女は、同誌のランキングが各大学とそれぞれの優先事項に与える、もっと広範な影響を懸念していた。ガーケン氏は同日の書簡の中で、「USニューズのランキングには重大な欠陥がある」と指摘した。そしてイエール大学ロースクールは同誌のランキングに協力することを拒絶した。
米誌の大学ランキング崩壊、いかに起こったか
イエール大の不参加を契機に多数の大学が「USニューズ」の格付けを拒絶
有料会員限定
あなたにおすすめ