【北京】中国は現在、自らを世界の大国と見なしており、そのような振る舞いを見せ始めている。  中国は長年、自国から遠く離れた紛争への介入には消極的だったが、自己主張を強める新たな姿勢を示しつつある。習近平国家主席が3期目入りし、中国が同様の考えを持つ国々を味方につけ、国際問題に対してより大きな発言力を持てるよう努めている。  新型コロナウイルスの封じ込めを狙った「ゼロコロナ」政策による3年にわたる孤立状態から抜け出しつつある中国にとって、西側諸国は以前よりはるかに非友好的になっている。