米ニュースサイトのアクシオスのソフトウエア部門「アクシオスHQ」は、投資家から2000万ドル(約26億円)を調達した。資金は人工知能(AI)を搭載した新たなコミュニケーションツールの構築に充てる予定だ。チャットボット(自動会話プログラム)「チャットGPT」を開発した米オープンAIとも協力するという。アクシオスHQのロイ・シュワルツ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。アクシオスHQは昨年、米複合企業コックス・エンタープライジズによるアクシオス買収に伴い、アクシオスから分離・独立した。アクシオスHQは企業向けに、従業員や投資家とのコミュニケーション用ソフトウエアを開発する。シュワルツ氏によると、アクシオスHQのソフトウエアはすでに自社AIを活用しているが、11月からはオープンAIに利用料の支払いを開始する。同氏はアクシオスの共同創業者でもある。