フェイスブックを運営する米メタ・プラットフォームズは、一部社員のボーナスの削減のほか、より頻繁な勤務評価の実施を計画している。大規模な人員削減など、同社が取り組む幅広い改革の一環。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した27日付の管理職に宛てた社内メモによると、2023年末の勤務評価が「期待の大半を満たした」とされた社員について、翌年3月のボーナスと譲渡制限期間付きの株式の付与が削減される。同メモによると、この評価を受けた社員のボーナスに対する乗数は65%に引き下げられる。WSJが確認した社内文書では乗数は85%だった。同メモは、「一部の人を失望させるかもしれない大きな変化であることを理解しているが、高成績志向の社内文化を維持するという、われわれの変わりない目標と一致するものだ」と述べた。