グーグルのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は大きな試練に直面している。マイクロソフトが支援する新興企業オープンAIが開発した「ChatGPT(チャットGPT)」などのチャットボット(自動会話プログラム)の脅威に対抗する一方で、コスト削減を求める投資家の圧力に対応しなくてはならない。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューの抜粋(編集済み)を以下に紹介する。WSJWSJ:大規模言語モデル(LLM)やチャットベースのインターフェースの台頭により、検索が今後どのように変化するかについては多くの予測がある。10年後、インターネット上で情報にアクセスする方法として、リンクベースの検索が主流になっていると思うか。