ドラッカー研究所による最新の米企業ランキング「経営トップ250」で、イノベーションの分野では石油大手エクソンモービルのスコアが最も大きく上昇した。次いで保険大手オールステート、共有通信インフラ大手クラウン・キャッスルとなっている。経営トップ250は、顧客満足度、従業員のエンゲージメントと能力開発、イノベーション、社会的責任、財務力の5分野で企業の実績を調べ、経営の効率性を評価している。イノベーションのスコアは、エクソンが前年から37ポイント上昇して110.8となり、この分野で3位だった。オールステートとクラウン・キャッスルはいずれも31.5ポイント上昇し、オールステートは105.3で4位、クラウン・キャッスルは76.7となった。家電大手ワールプールは24.9ポイント上昇と、4番目の上昇幅で、この分野のスコアは96.5で7位となった。