ロシア側勢力が捕虜になったウクライナ兵の頭部を切断する様子を撮影したものとみられる動画がソーシャルメディアに投稿された問題を巡り、ウクライナの情報機関は調査を開始した。11日夜に初めてソーシャルメディア上で配信された動画は、ロシア兵が叫び声を上げているウクライナ兵の頭部をナイフで切り落とすところを撮影したものとみられる。ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）は動画の内容の真偽を独自に確認していない。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ツイッター上の動画で「これは事故ではない」とし「（キーウ郊外の）ブチャで実際に何千回も起きたことだ」と話した。ブチャではロシア軍の撤退後、多数の遺体が発見された。