著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、面白みに欠く日本商社への投資が奏功し、多額の利益を享受している。投資家たちは、この目利き力に秀でた賢人が日本に再び投資妙味を見いだしていることに注目すべきだ。バフェット氏は11日、日本経済新聞のインタビューに応じ、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは日本企業への追加投資に前向きだと述べた。また、伊藤忠商事、丸紅、三井物産、三菱商事、住友商事の保有株比率を引き上げたことも明らかにした。これら五大総合商社は、輸出入ビジネス、国内卸売り、その他さまざまな分野で幅広く事業展開を行う。バフェット氏はまた、日本株への追加投資の機会も模索中だと話した。バークシャーは2020年8月に五大商社株への投資を開始しており、22年11月には保有比率を引き上げた。