米共和党が主導権を握る下院司法委員会が連邦取引委員会(FTC)への召喚状で、ツイッターのプライバシー慣行を巡る調査に関連する資料を提出するよう求めた。司法委員会の補佐官やウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した資料から明らかになった。補佐官によれば下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長(共和、オハイオ州)はFTCのリナ・カーン委員長宛てに12日に送付された召喚状を承認。これらの情報を提出するよう求める書面および口頭の要請に対し、FTCが協力してこなかったとしている。FTCのダグラス・ファーラー広報担当は議会による監視の役割を尊重していると述べた上で、「われわれはツイッターに関する調査についてジョーダン委員長のスタッフに説明することを何度も申し出ている。こうした申し出は、今回の全く不要な召喚状が出される前に行ったものだ」とした。