ウクライナなどについての米国の機密資料が流出したとみられる問題で、捜査当局は米ノースカロライナ州のフォートブラッグ基地に当時勤務していた空軍州兵の男性が関与したとみており、早ければ13日中にも逮捕する可能性がある。複数の米当局者が明らかにした。連邦捜査局(FBI)や国防総省などは、敵対国や同盟国についての情報が外部に漏れたとみられる原因の特定を急いでいる。これまでに公開された60点超の資料の大半は、中央情報局(CIA)のオペレーションセンターと国防総省の統合参謀本部から流出したものとみられる。米国と同盟国はウクライナでの戦争、またウクライナと米政府や外国との関係についての情報が流出した影響を分析している。